こんにちは。ママライターの手塚みくです。私の息子は1歳過ぎくらいからおもちゃを投げることが増え、2歳ごろにはたたくことを覚えてしまいました。人の「痛い」という言葉を楽しんでいるような様子を見て、息子にたたくことをやめさせようと私が行った対策をご紹介します。
息子がたたくようになった原因を考えてみる
私の息子には、小学生の兄が2人います。年子でやんちゃに育った2人は、よく戦いごっこをしています。
そんななか、1歳ごろから歩くようになり、どんどん兄のマネをするようになっていきました。ソファの上で飛び跳ねたり、階段をジャンプしたりと、見ているこっちが心配になります。子どもによってたたくようになる原因はさまざまですが、私は、まず危ないことのマネをやめさせようと考えました。
「痛い」はよくないことだと自覚させる
兄弟で戦いごっこをしているときは、相手が「痛い」と言っても、笑い合っていました。そのため、その姿を見ている息子は、「痛い=楽しい」と思ってしまっているようでした。たとえば、私がたたかれて「痛い」と言っても、息子はにこっと笑うだけで、悪びれた様子がまったく見られませんでした。
そのため、まずはその概念を理解させようと思いました。やんちゃをしてケガをしたときなど、息子が痛い思いをしたときに、改めて言葉で伝えるようにしました。
たたかない子育てをするためには
たたかない子育てをするためには、たたくところを見せないことと、「痛い=楽しい」ではないことを教えることが大切でした。日常的にたたくところを見ていると、それが当たり前になってしまいます。
また、「痛い」という言葉に、楽しいリアクションを取ると、よけいに息子もマネをしていました。男兄弟の中では難しいところもありましたが、今では息子もたたくことがなくなりました。小さいころの当たり前は、クセになってしまうので気を付けたいと思いました。
子どもにとって、家庭環境はとても大切。男兄弟、女兄弟、一人っ子など、さまざまですが、それぞれにたたかない子育てをする方法があると思います。子どもと一緒に見つけることが大切だと思いました。(TEXT:ママライター手塚みく)