半袖、長袖で悩んだ結果…
次男は生後10カ月から保育園に通っています。だんだんできることが増え、4月から年少クラスに進級。このクラスでは、朝の支度や着替えは自分でさせて、保育士さんの助けを借りながらも基本的には「自分でできる!」を伸ばしていく方針になると言われていました。
普段はTシャツの上から園服を着て、寒い日はその上からさらに上着を着て登園しています。また、着替えは毎日トップスとボトムス、肌着の1セットを持っていくのですが、朝と日中の気温差が激しい日は、トップスに長袖と半袖のTシャツのどちらを持っていくべきかと悩むことがありました。私は、悩んだとき次男がどちらを選んでもいいように、長袖と半袖のTシャツを1枚ずつ入れることにしました。
次男がとったまさかの行動
ある日、お迎えのときに「次男くん、汗だくだったんです!」と担任の保育士さんから話がありました。私は「暑かったら半袖でもいいかと思い、半袖と長袖の両方入れておいたのですが……」と言うと、「そうなんですが、次男くんいつの間にか両方着ていて、1枚脱がせました」とのこと。
なんと、次男はどうやら持ってきた着替えを全部着なければいけないと思ってしまったようなのです! 私は次男に「今日は2枚とも着たら暑かったやろ? どちらか1枚でよかったんだよ」と説明をしました。
朝晩と日中の気温差が大きいときは上着で調整することもありますが、室内だと半袖1枚でいいこともあるので難しいものです。改めて子どもが自分で気候に合わせた衣服選びをすることの難しさを感じました。次男は「今日は暑い? 寒い?」と聞いてくるようにはなりましたが、念のため、お着替えセットの中身を保育士さんと次男に共有するようにしています。また、次男に衣服についての考え方や選択の仕方を自然と伝えていけるよう「今日は寒いからこの上着を着ようか」「暑くなりそうだけどどれを着る?」とコミュニケーションをとることを心がけています。
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監修/助産師 松田玲子
著者:松田みさと
長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。