引っ越し前後はとても忙しく、さまざまなトラブルが起きやすいもの。子連れ引っ越しの場合は、さらにさまざまなトラブルが発生しがちです。わが家が子連れ引っ越しで経験したトラブルと、その対処法を紹介します。
子どもの体調不良に備えておく
引っ越し前に少しでもいつもと子どもの様子が違うのなら、早めに受診をおすすめします。わが家では、2回目の引っ越し前日に、次男の咳がひどく、布団の上で吐き戻してしまいました。嘔吐物で布団が汚れても、洗えないという最悪な状況で非常に困ったことがあります。
また、引っ越し後の体調不良に対応できるよう、事前に引っ越し先の病院情報をある程度リサーチしておくと心強いです。1回目の引っ越し翌日に長男の熱が41度まで上がってしまい、最初に出かけた先が病院となってしまったこともありました。
家具・家電の不具合は早めに連絡!
引っ越し後、冷蔵庫を使っていると、引っ越し前より冷えなくなっていることに気付きました。お肉を入れておくと、翌日には変色してしまうほどです。メーカーに問い合わせたところ、搬出方法で故障している可能性があることがわかったため、引っ越し会社に連絡して対応してもらいました。
引っ越し会社によっては、引っ越し後1カ月程度しか不具合に対応してくれないところもあるようなので、何か気付いたら早めに連絡するようにしたいですね。
各種申請書類の不足、不備に注意
転居先がこれまでとは別の自治体の場合、児童手当、乳幼児医療助成、保育園など、再度、いろいろな手続きや申請が必要です。
私の初めての引っ越しの際は、不備や不足があり、前住所地の自治体に税の証明書を郵送で請求することに……。郵送での請求は手間も時間もかかってしまいます。2回目の引っ越しでは前回の失敗を生かし、引っ越し前に転入先で必要な書類を確認して、早めに準備するよう心がけました。
子どもと一緒の引っ越しはトラブルだけではなく、なかなか作業が進まなくて本当に大変でした。直前に慌てないためにも前倒しで準備を進めると、心にも余裕ができますよ。
著者:東 慶子
三児の母。育児のかたわら、アンガーマネジメントキッズインストラクターの資格を取得。自身の育児経験に生かすとともに、将来的には子ども向けの講座を開催したいと考えている。