保育園から帰宅しても、チビノブくんはいつもと変わらず元気に過ごし、公園での話には触れないまま眠りについたのでした。
トラウマについて調べたパパノブさん。その話を聞けば聞くほど、公園に置き去りにされた経験が、チビノブくんの心の傷になっていないか、不安になるのでした。それに反し、楽観的なパパノブさん。「今元気だから大丈夫!」と言うのです。
「それは確かに正論だけど…」夫だけは味方でいてほしかった
公園に忘れられた経緯や要因、明日からの対策など、どれも納得がいかないことばかりです。
今回は無事保護され、トラウマになることなく元気にしているけれど、それは不幸中の幸い。こんな恐ろしいことが起こっているのに、敏感になりすぎだと思われては、釈然としません。
これからも仲良し保育園に息子を預けていて良いのか? まだまだトラブルの渦中にいるはずなのに、パパノブさんは「ある程度割り切らないといけない」と言います。
確かに、夫婦が仕事と子育てを両立するのであれば、保育園の存在は必要不可欠。保護者側が保育園を拒んでしまうと、子どもの預け先がなくなり、それによって自分たちが仕事をできなくなってしまうのは事実です。
だからといって、信頼を取り戻せないまま保育園に預けて良いのでしょうか……。
子どものことになると、夫婦の意見が割れることは少なくありません。相手の言うことも一理あると頭ではわかっていても、不安な感情をぶつけるところがなくなると、心細さを感じてしまいますね。