荷物チェックをせず出発!
この日は毎週通っている児童センターに行く日でした。しかし、上の子を幼稚園に送ったため、出発しなければならない時間ギリギリになってしまいました。いつもは荷物チェックをするのですが、その時間もなく……。
娘は朝にうんちをしていたし、さっきおむつも替えたばかりだから、漏れることもないだろう、少しくらい忘れ物があっても大丈夫だろうという軽い考えで、いざ出発。
児童センターで娘の様子が…
この日は児童センターでお祭りの催しがあり、みんなで整列することになりました。
そのとき、娘の様子を見て「あれ?」と異変に気づいた私。娘が気張っている声が……。よく見ると、娘がみんなの前で盛大にいきんでいます!
すぐにおむつ替えをしないと!と思った私は、置いてある荷物に向かってダッシュ。ここでおしりふきがリュックに入っていないことに気づきました。
「昨日、おしりふき最後の1枚だったんだ。新しいのを入れるの忘れてたー!」と心の中で叫んでしまいました。
必需品を忘れて恥ずかしい!
私の中でおしりふきは必需品だったので、恥ずかしさでいっぱいに。周りのママには娘が気張っているのを見られているし……。
途方にくれていると、顔見知りの1人のママが「おしりふきよかったら使いますか?」と言ってくれました。すると他のママからも、「おむつはある? なかったらあげますよ」などやさしい声が。恥ずかしかったけれど、人のやさしさに助けられました。
おしりふきを忘れるという恥ずかしい体験をして、荷物チェックは必ずしなければならないと改めて実感しました。また、今回周りのママが声をかけてくれたように、私も困っているママを見かけたら、助けになりたいなと思います。
作画/キヨ
著者:松谷 えりな
3歳の息子と、年長・年少・1歳の娘たちの4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。