高熱でママがダウン……パパと子どもたちがとった行動とは?
高熱が出た私は仕事を早退し、家で休むことに。しばらく横になっていましたが、回復しないため夫に子どもたちのお迎えと家事をお願いしました。夫は急きょ仕事を切り上げてくれましたが、普段の夫と子どもたちの姿を見ていると「私が動かないと家の中がうまく回らないのでは……」と不安に。ヘルプの要請があったら動こうと思いそのまま横になっていました。
ところが一向にヘルプに呼ばれません。不思議に思った私は耳をすませてリビングの様子をうかがいます。すると夫が子どもたちの夕飯を作ったり、お風呂に入れたりする声が! その夜、子どもたちの泣き声が聞こえてくることもなく、最大の難関だった寝かしつけもすんなり終わった様子です。夜中にこっそりリビングをのぞきに行きましたが、食器や洗濯物もきれいに片づいており、子どもを見ながら家事をこなしてくれた夫の頑張りがうかがえました。
夫と子どもたちのおかげでゆっくり休めた私は翌朝に解熱。子どもたちは「もう大丈夫なの?」と気にかけてくれました。夫によると、子どもたちは良い子に過ごしていたようです。まさか私抜きでこんなにスムーズに過ごせるとは思わっていなかったので、驚くと同時に夫と子どもの成長を感じました。体調不良をきっかけに頼もしい姿を見られたことで、もっと夫や子どもたちの力を信じようと思えた出来事です。
著者:中村ひとか/30代女性・会社員。6歳と2歳の子どもを持つ30代後半のワーママ。元気すぎる子どもたちの育児と仕事の両立に、毎日てんてこまい。心配性な一面があり、不安を感じたら検索魔に大変身。
作画:ひのっしー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています