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「僕はきみを見守っているよ」どうして?傷つく妻を見た夫のひと言。その真意とは?

私たち夫婦は仲良しですが、お互いにまったく違う性格をしています。慎重派の夫と違って、他人を信用しやすく、その場の感情ですぐに行動してしまう私。そんな私に対して夫が思っていたこととは……!?

「僕はきみを見守っているよ」どうして?傷つく妻を見た夫のひと言。その真意とは?

 

妻の性格は

私は「他人を疑う」ということがあまりありません。例えば、相手に嫌な態度をとられて「苦手だな」と思っていても、少しでもやさしくされると「なんだ、いい人じゃん!」と相手への印象が一変してしまうのです。

 

それが悪いことだとは思っていませんが、そんな自分の性格によって、何度も人間関係で傷ついてきました。

 

現在の夫と交際中には、彼から「もっと自分の気持ちを守れるようになったほうがいいよ。他人に期待して、その度に裏切られるあなたを見ていられない」とよく心配されていたものです。

 

夫の思い

一方、とても慎重派で感情的になることがあまりない夫。いつも「凪(なぎ)」の状態を保って生きている彼のことをうらやましく思うこともありました。

 

夫とは違って、他人の言動に一喜一憂し、傷ついては夫に愚痴をこぼす自分に落ち込んでいたある日、私は夫に「これまで何度も傷ついているのに、また他人に期待してしまう。私ってバカみたいだと思わない?」と尋ねました。

 

すると夫は「そうやって一喜一憂するあなたを僕は見守ってるよ」とだけ言ったのです。

 

夫のやさしさに思わず…

恋人同士だったころ、夫は、相手に振り回されて傷つく私を「ハラハラして見ていられない」と言っていました。人間関係において、私が喜ぶ出来事があっても「本当に大丈夫なの?」としつこく聞いてくることも……。

 

私のことを心配してくれていたのはわかっていたのですが、当時は水を差されたように感じて、機嫌が悪くなってしまうこともありました。しかし、結婚生活をともにする今は、そんな私の性格さえも理解してくれて、ただ「見守っているよ」とだけ言ってくれたのだと思います。

 

夫のやさしさと懐の大きさに改めてキュンとした私は、恥ずかし紛れに夫の胸にダイブしたのでした。

 

 

自分のことを「見守っていてくれる人」がいるということは、私にとって何よりの幸せです。私を私のままで受けとめてくれる、やさしい夫と結婚できて本当によかったなと改めて感じた出来事でした。

 

著者/つちやです

 

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