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「妹がいなければよかった…」言葉に表れた息子の葛藤。妹をかわいがっていた息子が涙したワケとは!?

昨年、第2子となる娘が生まれました。息子は5歳。娘が生まれてしばらくは「かわいいねぇ〜」とベッタリくっついて兄妹仲良く過ごしていました。ところが、あるときから息子の気持ちに変化が現れたのです。

息子が涙しながらつぶやいた言葉

それは、娘がハイハイを始めたころのことです。家族みんなで「◯◯ちゃん(娘)がハイハイできたー! すごい!」と喜びに満ち溢れました。しかし数日後、息子が静かに涙を流していることに気付いた私。今までの息子は、何かあれば大きな声で泣いて訴えていましたが、今回は初めて静かに泣いていたのです。

 

私は何があったのかわからず、慌てて息子に聞いたところ、「◯◯ちゃんにせっかく作ったブロックを壊された」とのこと。そして「もう、◯◯ちゃんがいなければよかったのに……」とポツリと言いました。しかし言った直後に息子は「うそ、うそ」と笑ったのです。

 

息子は自分の遊びを邪魔されるのは嫌だけど、妹は赤ちゃんだから仕方ないことだということも理解したうえで、妹に怒りをぶつけずに葛藤していました。私は息子を抱きしめて「我慢しなくていいよ。嫌なことがあったら、ママに言ってね」と何度も伝えました。

 

息子の「◯◯ちゃんがいなければよかった」の言葉には、深い意味があるというより、その場のおもちゃを壊された気持ちを表したまでだと思います。とはいえ、そのような言葉が出てきてしまうほど、息子は我慢を重ねていたのだろうと感じ、私にとっては忘れられない出来事でした。

 

 

年の差が大きい場合、上の子は「まだ甘えたい子ども」な部分と「甘えてばかりではダメだ」と理解できてしまう部分の両方があり、心の葛藤が大きいことを感じます。娘の成長と共に、息子も心の成長をしている途中。私はその成長途中の葛藤を見逃すことなく、しっかりフォローしていかなくてはならないと感じています。

 

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イラスト/ミロチ


著者:海原えめ

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