こんにちは。ママライターの石川ゆりです。息子には小さいときから絵本に親しんでほしくて、常に息子の手が届く場所に収納していたのですが、1歳を過ぎたころから、絵本を破るようになってしまいました。困って保育士さんに相談したところ、ある方法で、絵本を破る頻度を減らすことができました。
息子が絵本を破って困る!
息子が1歳になった頃、絵本を破るようになって困っていました。しかし、普段は楽しそうに絵本をめくって眺めているので、手の届くところに置いて自由に読ませてあげたいとも思っていました。
チラシや新聞紙など、破ってもいい紙を渡すことも考えたのですが、紙を破る楽しさに目覚めてしまい、かえって絵本を破る頻度も増えるのではないかと思い、その方法は取れずにいました。
紙を破ることはいいことなの?
困って保育士の方に相談したところ、「紙を破ることは手先が器用になっていいことだから、積極的に破らせてあげたほうがいい」というアドバイスをいただきました。
新聞紙などを破るのは、保育園でもよくやる遊びで、そのせいで絵本を破るようになることはないそうです。ただ、破った後の片付けも教えるのが重要で、ゴミ箱に入れることを教えたり、ゴミ袋に詰めて、その口を縛ってボール代わりにして遊んだりするのもいいそうです。
家でやってみよう!
そこで、息子の手の届くところにチラシを出して、自由に破れるようにしました。また、ひとしきり破ったあとは、息子と一緒に破片をゴミ箱に入れるようにしました。
しばらくすると、チラシを破ったときは怒られないことや、チラシのような薄い紙の方が破ったときに大きい音がすることなどに気付いたようで、絵本ではなくチラシを集中的に破るようになりました。 また、破った紙を自分でゴミ箱に入れるようにもなりましたよ。
最近、チラシを以前よりも細かくちぎるようになっていて、たしかに破ることは手先の成長に役立っているようです。禁止するばかりではダメだと実感しました。(TEXT:ママライター石川ゆり)