罪悪感と隣り合わせの日々
毎日、家事と育児と仕事で時間に追われるときに助けてもらっていたのが、スマホの動画。娘に見せている間、大人しく過ごしていたので定期的に利用していました。祖父母には頼れず、夫も夜勤があったのでワンオペ育児をこなすにはどうしても必要でした。
しかし、見せている間、「目が悪くならないかな」「教育上、良いのだろうか」と自問自答する日々。私は罪悪感で押し潰されそうでした。
ついに行動に移すことを決意!
ある日、動画ばかりに頼ることが気になったので、時間を決めてスマホを娘に渡すことを決意しました。毎朝見せていた時間には渡さず、「スマホ壊してしまってないの。ごめんね」と説明したり、幼稚園から帰ってきたら「今日はお風呂までの間、動画見ていいよ」と声掛けを根気よく習慣化していきました。
最初は泣いてしまい、対応が大変でしたが、繰り返し言い聞かせたことで徐々に動画への執着がなくなっていきました。
現在も時間を決めて、娘に動画を見せています。その都度、「ごはんの時間になったら終わりね」と声をかけたり、お絵描きをしたりしてひとりの時間を過ごしてもらっています。動画を見せることに罪悪感はあったけれども、時間を調整できるようになり、わが家の頼れるのアイテムの1つとして活躍中です。
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監修/助産師 松田玲子
イラストレーター/miyuka
著者:木野つむぎ
2018年生まれの女の子のママ。おだやかな娘と夜勤あり夫と3人暮らし。