幸せだったころに戻りたい
普段はやさしいけれど、喧嘩になると豹変するモラ介。ある日の食事中も、ささいなことで不機嫌になってしまいました。物を投げようとする彼に、勇気を出して「物に当たらないで」と伝えますが、キナコの言葉は彼に届かず、テーブルをひっくり返されてしまって……。
モラ介にひっくり返された手料理を片付ける自分に「惨めさ」を感じて、涙がこぼれたキナコ。
暴力的なモラ介の姿を目の当たりにして「物に当たる時点で、彼はやさしい人じゃないのかもしれない」とふと思います。しかし付き合いたての幸せな時間が忘れられず、「私が変わればやさしい彼に戻るはず」と自分を責めてしまって……。
けれど「やっぱり物に当たるのは間違っている」と悩み、止まらぬ涙を流しながらひらめいたのは「彼の暴れる姿を撮影し、自分の行動を自覚してもらうこと」でした。
このとき、キナコが感じた恐怖や虚しさは計り知れません。それでも「自分が悪い」と思ってしまうのは、やさしくて誠実な彼の姿を知っているからかもしれませんね。
尾持トモさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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