産前からやさしい声かけ
長女が幼稚園の年中クラスへ進級したころに3人目の妊娠中だった私は、出産後の幼稚園への送迎をどうするか悩んでいました。幼稚園は自宅から徒歩5分ととても近いけれど、新生児を連れての送迎は大変……。
年中の長女、3歳の息子、そして新生児。息子はベビーカーに乗りたくないと言うことが多く、手放してしまっていたので、生まれてくる娘を抱っこひもで連れて行くしかないことが想像できる状態でした。
見かねたママ友からの申し出
家が近所だったママ友が出産後はどうするのかと聞いてくれ、私は考えていたことを相談しました。すると、「新生児を連れて送迎なんて大変。家も近いし、よかったら一緒に連れて行くよ!」と提案してくれたのです。負担になってしまうので、いったんは断ったのですが、ママ友は何度も聞いてくれました。
結局、産後1カ月後までの週に2日間、送迎をお願いすることに。他の日は夫や実母がサポートしてくれることになり、周囲の支えのおかげで安心して出産に臨むことができました。
家族以外の人に頼ることはいけないことだと思っていましたが、ママ友のおかげでその考えを変えることができました。とはいえ負担になってしまうこともあるので、ファミリーサポートのような制度を利用することも考える必要があったと思いました。私も周りの人が困っていたら助けてあげられるよう、気を配っていきたいです。
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イラスト/森田家
著者:高山ななみ
9歳、7歳、4歳、2歳の4人の子どたちと夫との6人暮らし。医療系の資格を保有。医療の知識や子育ての経験をもとに、ライターとして活動中。