ユキさんが娘と先に帰宅しようとすると、ヨウタくんママが突然「かわいそう」という言葉をつぶやきました。「かわいそう」という言葉がユキさんや娘に向けられた言葉なのか定かではありませんでしたが、その翌日、ヨウタくんママの行動はさらにエスカレートして――!?
あざ笑い驚愕の言葉をかけてきたママ友
ヨウタくんママから、突然「かわいそう」という言葉をかけられた翌日、ユキさんはヨウタくんママと出会わないことを願い、娘を保育園へ迎えに行きます。
「どうも……」
結局この日もお迎えの時間が重なり、ヨウタくんママと顔を合わせてしまいました。
なるべく話をしないように、ユキさんが足早に去ろうとすると……。
「ヒナちゃんママさあ……」
「かわいそうって思わないの? ヒナちゃんのこと」
このとき、ユキさんは昨日ヨウタくんママがつぶやいた「かわいそう」という言葉が自分の娘に向けられていたことだと勘づきます。
さらにヨウタくんママは……。
「ヒナちゃんあんなにお勉強できるのに、公文やらせてるだけなんでしょ?」
「私だったら優秀なヒナちゃんの教育環境考え直すけど」
ヨウタくんママは、ユキさんが娘を保育園と塾に通わせているだけでは教育環境が十分に整っていない、つまり不足していると、勝手な考えを言ってきたのです。
なぜ赤の他人が娘の教育方針に口を出してくるのだと怒りが湧いてきたユキさん。
しかし、ここで言い合いをしても娘のためにはならないと、平然を貫きその場を後にしました。
◇ ◇ ◇
ヨウタくんママから娘さんの教育方針にダメだしをされてしまったユキさん。教育方針は人それぞれ違いますよね。それなのに自分の考えを一方的に押し付けるように言ってきたヨウタくんママ。たとえ、ユキさんの娘さんを思っての発言であったとしても、「かわいそう」と言われた側は、傷ついたり悲しくなったりしてしまうのではないでしょうか。言葉選びには注意が必要ですね。ユキさんには、ヨウタくんママの言葉に一喜一憂せず、今後も娘さんに合った方法で子育てや教育と向き合っていってほしいですね。