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「大変だね、保育園組は。なら…」仲良しだったママ友が突然敵になった理由は… #教育ママがこわい 10

「教育ママがこわい」第10話。2人の子どもを育てているユキさんは、4歳の娘・ヒナちゃんをモンテッソーリ教育を取り入れた保育園に通わせています。娘のクラスメイトであるヨウタくんのママは、かなり教育熱心。ユキさんのプライベートを聞き出し、息子を同じ教室に入会させたかと思えば、ユキさんの娘と自分の息子の勉強の進み具合を比べて、対抗心をむき出しに……。しまいには、ユキさんの教育方針をバカにし、あざ笑うような態度をとってきたのです。ユキさんは、娘のためを思いその場では平然を貫きました。

しかし、家に帰宅するなり抑えていた感情が爆発してしまい泣き崩れてしまったユキさん。その様子を見た旦那さんは、ヨウタくんママとは距離を置いたほうが良いのではないかと判断し、娘の保育園の送迎を引き受けてくれることに。そのころ、ヨウタくんママはある過去を思い出していました……。

大変だね…保育園組は…

教育ママがこわい

 

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教育ママがこわい

 

ヨウタくんママは、ママ友とのあるランチ会のことを思い出していました。

 

「え、ヨウタくん、明聖初等部受けるの……?」

 

ママ友たちは、明聖実業初等部を受けるには保育園からの受験だと大変で不利になると言います。

 

また、ヨウタくんママと夫は、明聖大学を卒業してはいるが、地方の小学校を卒業していることをママ友に伝えると……。

 

「縁故なしの初等部受験か……」

 

そう言って、ヨウタくんママを鼻で笑ったのです。

 

ママ友たちの反応をみて、自分のことをバカにされたような気がしたヨウタくんママ。楽しくランチをしていたママ友が敵になった瞬間でした。

 

そして、ユキさんがヨウタくんママから教育方針をあざ笑われ、大泣きしてしまった翌日。

 

ユキさんの夫が娘を保育園へ迎えにいくと、他のママ友同士の会話が聞こえてきました。

 

ママ友の会話の内容は、ある人物が体操教室のことや習い事のことを聞きまくってくること、自分の子どもに明聖初等部を受験させると自慢していたことなどについてでした。

 

実際の名前は出ていませんでしたが、ユキさんの夫はその人物がヨウタくんママであるとすぐに察したのでした。
 

◇ ◇ ◇

 

ママ友とのランチ会でのつらい出来事を思い出したヨウタくんママ。世の中にはさまざまな保育園や幼稚園、小学校、大学などがあり、どこに通うのかというのは親としてとても悩む場面なのではないでしょうか。そのようなときに、ママ友からの情報はとてもありがたいですよね。しかし、受験を頑張ろうとしている相手に向かって「縁故なしの初等部受験か……」と見下すような発言をするのはあまりにも不謹慎なのではないでしょうか。お互いを尊重して相手と接していけると良いですね。

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    マンガ家・イラストレーターぽよ母

    ラーメンと漫画、知育が好きな二児の母。「面白いけどタメになる」を目標に漫画を描いている。

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