救急病院に行くしかない!
息子は「ビーズ、入れたよ!」と答えました。その言葉に、私は衝撃が走りました。
「耳にビーズを入れたの!?」と息子に聞くと、「うん!」と元気よく言うのです。「耳は痛くないの?」と質問すると「うん!」とのこと……。私は夕飯の食器洗いをしていて、息子がおもちゃの車で遊んでいたのは知っていたのですが、まさかビーズを耳に入れていたとは……。
息子の近くで遊んでいた6歳の娘に聞くと、「そんなことしてるなんて全然気づかなかった」と言います。息子に何度聞いても耳にビーズを入れたと答えるので、私は急いで病院に連れて行くことにしました。
不安でいっぱいの病院への道のり
時間は20時半。夫は仕事で不在です。近くに頼れる親族や友人もいなかったので、娘を預かってもらえず、娘も連れてタクシーで夜間救急病院へ。救急病院への道中、私は冷や汗が流れていました。
ビーズの大きさは0.5cm程の大きさです。娘が遊んでいた物でケースに入れていましたが、片付け忘れたビーズが部屋に落ちていたのでしょう。私がしっかりとビーズの管理をすべきだったと後悔の念でいっぱいでした。
診察の結果…
救急病院では耳鼻科医は不在で、内科医が耳の中を確認してくれましたが、ビーズは見つかりませんでした。ビーズは耳の中に入っていない可能性もあるようで、今晩は様子を見て、翌日に耳鼻科の受診をすすめられました。
その日の夜は息子が心配で、私はほとんど眠れず……。翌日の朝一番で息子を連れて耳鼻科を受診。医師が息子の耳の中を確認しましたが、ビーズは入っていませんでした。
結局、耳の中にビーズは入っておらず安心しましたが、なぜ息子が耳にビーズを入れたと言ったのかはわかりません。それからは小さなおもちゃの管理には充分に注意するようになりました。子どもは何をするか予測がつかないと改めて感じた出来事で、同じことが起きないようにと肝に免じました。
※子どもの耳に異物が入った場合、ピンセットなどで取り出そうとしないようにしましょう。奥に入ってしまう場合があります。すぐに取れそうな場合は、詰まっているほうの耳を下にして、耳たぶを少し後ろに引っ張って頭の反対側を軽くたたいてみましょう。すぐに取れない場合や気になる症状がある場合は耳鼻科を受診しましょう。
※家の中には子どもが誤って飲んだり食べたりするかもしれない、危険な物がたくさんあります。また、直径39mm以下の物は子どもの口に入るため、誤飲の原因に。触られて困る物は高いところに置く、ボタンや硬貨・電池など口に入りやすい物を出したままにしないなど、整理整頓とこまめな掃除で誤飲を防ぎましょう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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著者:神崎 ハナ
2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。