赤ちゃんを授かることができれば性別はどちらでもいい。そう周囲にこぼしていた私ですが、心の中では「男の子がほしい」と思っていました。ところが妊娠すらできない状況に。今回は、産院でおこなった産み分けについてお伝えします。
初めての赤ちゃんは「男の子」がほしい!
性別問わず赤ちゃんはみんなかわいいのですが、とくに男の子がかわいい!と思っていた私。初めての赤ちゃんは、やっぱり男の子がいいなと密かに思っていました。
とは言っても、赤ちゃんは授かりものです。産み分けという言葉を耳にするけれど、必ずしもうまくいくとは限らないと思っていました。私は半信半疑になりながらも、産み分けに関して調べ、男の子を妊娠するためには「排卵日当日、前後のタイミングを狙うといい」といわれていることを知りました。
妊活をはじめて2年、排卵日がわからない!
男の子の染色体を持つ精子は、女の子の染色体を持つ精子に比べて寿命が短く、遊泳速度が速いという特徴があるそうです。その特性を利用し、排卵日当日、前後にタイミングを計ると、男の子を妊娠する可能性が高まるのだとか。理論上は産み分けが可能だといわれているようです。
ただ、そもそも私は自分の排卵日すら把握していませんでした。そのころ妊活をはじめてから2年が経過し、産み分けをするどころか、なかなか妊娠すらできない状況になっていました。
産院で「排卵日」を診てもらい妊娠!気になる性別は……
産み分けはもちろん、妊娠の確率を上げるためにも、自分の排卵日を知ることが先決だと悟った私は、産院で「排卵日」を診てもらいました。生理開始日から数えて15日後くらいに産院を受診。超音波検査で「明日中には排卵しそうですね」とアドバイスをもらうことができました。
医師のタイミング指導の甲斐もあって、見事に妊娠。気になる性別はというと、希望していた男の子でした。排卵期にタイミングを計ったことが吉と出たのかもしれません。
初めての妊活で感じたのは、産み分けにとらわれ過ぎないことが大切だということでした。産み分けを意識しながらも妊娠すらできない状況にあせり、不安を感じたからです。結果は、産み分けに成功したのかもしれませんが、赤ちゃんは授かりもの。そのことを忘れてはならないと感じた経験でした。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。