おもてなし好きの義母の手料理を確認すると…
義母が作るごはんを食べるようになって半年後、義実家に行った後に私は必ず腹痛が起こるようになっていました。原因が気になるものの、義母は絶対に私を台所に立たせてくれません。味や匂いに違和感はなかったため、義母を疑うのはよくないという思いから、夫にも相談できずにいました。
そんな日々が続いたころ、息子が離乳食を終え、大人と同じごはんを食べるように。「息子のごはんも作りたいので、台所でお手伝いさせてください」と義母に伝えますが、答えは頑なにNO。息子の分だけお弁当を作って行くことも考えましたが、なんとか義母を説得し、ついに台所に立てることに! 義実家に行く前に私は勇気を出して、腹痛のことを夫に相談。すると夫も時々おなかを壊していたことが判明し、快く台所のチェックを協力してくれることになったのです。
そして、義実家へ行った当日に早速、冷蔵庫の食材を確認。すると「俺たちにこんなものを食べさせていたの!?」という夫の叫び声が台所に響きます……! なんと、冷蔵庫の中の食材はほとんど賞味期限切れ。義母は「冷凍すれば大丈夫よ」と言いますが、夫は「今後この家でごはん食べないから!」と大激怒します。これには義母もショックを受けて泣き崩れてしまいました。慌てて私は仲裁に入り「お義母さんの体が心配です。息子も腹痛を起こしたら大変ですし」となだめます。孫という存在は効き目があったようで、義母はかなり反省した様子でした。
もったいない癖のある義母の性格を私も夫も理解して、定期的に訪れたときに夫が冷蔵庫チェックしたり、一緒に買い物に出たりして、義実家の食材問題を解消したのです。この一件から、腹痛もピタリと止まりました。おかしいと思ったら、時に踏み込んでみることも必要なのだなと感じた出来事です。
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作画/Pappayappa
著者:高橋くるみ
2歳の男の子を育てる30代のママ。元気すぎる息子との日々に奮闘中。趣味はYouTubeやNetflixを観ること。