自分がメールをしてもなぜか返信が遅い原黒さんにモヤモヤしていた本田さん。毎月本田さんが任されていた会議の進行役をうらやましく思った原黒さんは、上司に嘘をついてその役を奪ってしまいます。前回、褒められたのにとショックを受ける本田さん。そこへ原黒さんが「先輩って~」と声をかけてきて……!?
知らない間に仕事も……!?
やりがいを感じていた会議の進行役が、いつの間にか原黒さんに取って代わられていた本田さん。しかも、課長が「若い方が華やぐ」と言っていたと聞かされました。本田さんは、前回は進行がうまいと褒められたのに、やはり若くないと存在価値がないのかとショックを受けてしまいます……。そして自分を見下しているような原黒さんにおびえてしまうように。
そんなある日、原黒さんから「先輩って……」と切り出され、本田さんは構えてしまいます。しかし彼女は「肌きれいですね」と笑顔で言いました。美容のことなど、女同士の雑談ができた本田さんは、原黒さんを疑ったことを反省したのでした。
ところが数日後……。同僚から「シミ取ったの? 顔に課金しているって?」と話しかけられてビックリ。思わず赤面してしまいます。そして、なぜそれを、といたたまれない気持ちになったのでした。
◇ ◇ ◇
本田さん、進行役の急な変更がまさか原黒さんの策略とは思ってもいない様子。高飛車な彼女の態度に怒るより萎縮しているようです……。逆に肌のことを褒められて心を許し、シミ取りの話をしてしまいました。プライベートなことを社内に言い広められてしまったことで、本田さんはショックを受けたと同時に、腹黒さんへの信用も急降下したのではないでしょうか。