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「ママを追い詰めるため?」「信じられない」行政が子育て世代に配った「アンケート結果」に激震が走る

広島県尾道市が産前の家庭に配っているというとある「配布物」が、妊婦さんや子育て層に波紋を呼んでいます。それは『100人におこなったアンケート「産前産後のパパの気持ち」』と言う1枚の用紙。中身を見ると、産前産後の妻に対し、夫が実際に抱いた気持ちをまとめていました。

 

2023年7月、1件のツイートが話題になりました。そこには平成30年から行政が配布していたという「先輩パパからあなたへ」という手紙を移した数枚の写真。その内容は衝撃的なもので、瞬く間に広がり、「ママを追い詰めるため?」「これをママ宛に送って何がしたいの」と多くの反響が集まっています。

100人におこなったアンケート「産前産後のパパの気持ち」

『(産前産後の)妻のこういう態度が嫌だった』
1位:わけもわからずイライラしている。少しのことでイライラしてあたられる。
2位:赤ちゃんの世話で忙しく、家事ができていない
3位:なにもしてくれない。子どもの面倒を見てくれない。


『(産前産後の)妻にしてもらって嬉しかったこと』
1位:家事(毎日お弁当を作ってくれる・産後も変わらずにご飯を作ってくれる)
2位:育児
3位:マッサージ

 

上記は話題のツイートから、アンケート結果の一部を抜粋したものです。これを見て、あなたはどう考えますか?


もちろんアンケートの中には、「妻にしてほしいことは?」と言う問いに対する「無理しないでほしい、頼ってほしい」など、素敵な回答が見られました。それだけに、このアンケートにリアリティを感じてしまいます。

 

市長による謝罪ツイート

ことの発端となったツイートが拡散された翌日、広島県尾道市の市長がこのアンケートに対する謝罪のツイートをアップしていました。

 

持続可能な子育て環境を

尾道市に問い合わせたところ、SNSで騒がれているような意図は一切なく「男女には考え方の違いがある」と伝えることを目的としていたそうです。

 

しかし、これが当然だと思ってしまった人、鵜呑みにし産後のママに要求した人がいたとしたら、とても悲しいことだと思います。

 

古くは子育ては女性が主としておこなっていたことかもしれませんが、令和の今、それは時代錯誤な考えです。このツイートをきっかけに、育児をとりまく環境を見直してほしいと願ってなりません。

 

このツイートに対し、7月25日の時点で160件近い電話やメールでの問い合わせがあったとのこと。尾道市のアンケートに違和感を持った人の多さを感じさせます。


ベビーカレンダー編集部では、今後も子育て世代が置かれている現状や理不尽な現実をしっかりお届けしていきたいと考えています。

 

 

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      産前産後、パパにしてもらって嬉しかったことはありますか? 「ある」という人は+、残念ながら「ない」という人は−のボタンを押してください。また、皆様のリアルな「産前産後のママの気持ち」をコメント欄から教えてくださいね。
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