こんにちは。ママライターの東裕子です。子どものあんよが上手になってくると、いよいよ公園デビューが近付いてきます。まだまだ、すぐに転んだり、いろんなものに興味がある子どもたち。転んだり、泥んこあそびをしたりと楽しんでいる姿はとてもかわいいものです。
気になる汚れた衣類との葛藤
しかし、かわいい反面、気になるのは衣類の汚れです。小学校低学年(9歳)までの子を持つ母親の76%が、「子どもが汚れて帰ってくるのは気になる」と回答しました。
その一方で、「子どものころは、好きなだけ汚れて遊ぶ経験をした方がいい」と回答した母親は90%にものぼり、「汚れて遊ぶ」ことに対する母親は葛藤しているという事実が。
たしかに、泥んこ汚れの洗濯は大変です。毎日と思うと、公園へ行く足も遠のいてしまいそうです。
「よごそうデー」の制定
花王から発売されている衣料用洗たく洗剤「アタック」が2017年で誕生30周年。「よごそう。」をテーマにいろいろな企画を展開しています。
その一環として、毎年4月5日を、「4月(よ)5日(ごそう)」にかけて、思いっきり汚れて遊ぶことを推奨する、新しい記念日「よごそうデー」として制定。一般社団法人 日本記念日協会に申請し、正式に登録認定されたそうです。
泥んこになって遊ぼう!
子どもにとって、遊びは成長のうえでとても大切なこと。遊びに夢中になるほど、もちろん汚れますが、汚れれば汚れるほどストレスは発散され、心とそれを支える脳、そして体が健全に育ちます。汚れるまで思いっきり遊ぶことが大切です。
毎日、泥だらけになって帰ってきたお洋服の洗濯は大変ですが、この企画に便乗して、思いっきり汚れて遊ぶ日を年に一度と言わず、月に一度、週に一度……など、各家庭のペースに合わせて作ってあげることは大切かもしれません。暖かくなってきました。子どもと一緒に泥んこになって遊んでみませんか?(TEXT:東裕子)