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「学校ではおとなしいフリをしてるんでしょ!」誰もわかってくれない心の悩み #癇癪持ちの気持ち 15

【癇癪持ちの気持ち 第15話】幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。学校ではみんなとおしゃべりできず、運動があまり得意でないすみかさんにとって、チームワークが必要とされる体育は苦手な授業でした。クラスメイトから「やる気あるの?」と言われたことをきっかけに、 やっていないと思われないよう自分のなかで独自のルールを考案します。マイルールをクリアできるか!?ゲームをしている感覚で参加すると体育が少し楽しめるように。ただ、日々の学校生活ではまだまだ悩むことも多く……。

学校にいるときのすみかさんは常に緊張状態。給食の時間も早食いはダメ、きれいに食べなきゃといろいろ考えてしまいます。ある日の給食ですみかさんのお箸が折れてしまい、それを見た先生が「困っている子がいるのにどうして無視するんだ!」とクラスの子を叱りました。私のせいで怒られてまた嫌われてしまう……と落ち込みます。学校ではクヨクヨしがちなすみかさんですが、果たして家での様子は!? 

 

学校でたまったストレスを家で発散!? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校では思った事を言えないすみかさんですが、家ではお父さんに対して「ウザッ」と言ったり、物を乱暴に扱ったりと癇癪は治っていませんでした。むしろ学校で自分を抑えている分、家で感情を爆発。お母さんには「学校では大人しいフリをしているんでしょ!ほんとは喋れるくせに」と心ない言葉を言われます。自分の気持ちは誰にもわからない……。暴言を吐くと怒られるので、見つからないよう自分の学習机をペンなどで傷つけてストレスを発散させていました。

 

小学3年生になってお父さんイヤイヤ期を迎えますが、親子仲は良かったすみかさん。お母さんは怒ることもありますが、すみかさんの誕生日には毎年決まって生まれたときの話をしてくれました。お父さんとお母さんに望まれて産まれてきたことを確かめ、安心するすみかさんでした。 

 

しつけに厳しいお父さん、感情表現豊かなお母さんに育てられたすみかさん。自身の生誕話を聞き、自分が生まれてきてよかったと思えるって素敵ですよね。親としては、聞きたいことを恥ずかしがらずに聞けるという環境作りを心がけたいですね。 

 

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    マンガ家・イラストレーターすみか

    自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。

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