年中さんで登園拒否!その原因を聞いてみると?
保育園へ通う娘が年中のときの出来事です。初めてのクラス替えでAちゃんと仲良くなり、毎日遊ぶように。娘は自分の意見をはっきり言えない大人しいタイプ、一方Aちゃんは自分の意見をしっかりと言えるハキハキしたタイプです。Aちゃんの良いところを吸収してほしいと思いながら、私は見守っていました。
しかし、少しずつ娘が「保育園に行きたくない」とぐずる日が増えてきます。ある日とうとう泣きながら「保育園に行きたくない! Aちゃんと遊びたくない」と自分の気持ちをさらけ出しました。遊びの中でハキハキしたAちゃんに押され、自分の思いが伝わらずストレスが溢れてしまったのです。
先生に相談すると、Aちゃんと娘の間に入ってくれ、関係は改善。その後も先生は、娘が何か言いたそうにしていると言葉にしやすいようにサポートしてくれました。そのおかげで、発表会の劇の役決めではやりたい役に立候補するまでに成長。一方、合奏ではやりたい楽器があっても、「劇で自分の希望が通ったからと、楽器はお友だちに譲った」と気づかえるようになったのです。
小学生になった今は、相手を尊重する性格は変わらないものの、芯の強さが備わり頼もしくなりました。このまま成長してくれるよう、見守っていきたいです。
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作画/Pappayappa
著者:木村さち
小学生の娘と穏やかな夫の3人家族。子どもの体力についていけず、子どもより先に寝てしまう毎日。母の失敗をさりげなくフォローしてくれるやさしい娘のおかげで、なんとか母をやれている。