義母主導の特訓はいかに?
生後6カ月になり、ようやくおもちゃや人に関心を持ち始めた息子。子育て支援センターに行ってみると、そこには息子より1カ月ほど年上の子どもたちがハイハイやうつ伏せで遊んでいました。その姿を見た私は、息子がまだ寝返りを習得できていないことに、発達への不安を感じてしまったのです。
息子は体をよじらせることはあっても、寝返りには興味がないようでした。義母や実母に電話で相談し、アドバイスをもらったものの、一向に寝返りはできません。成長には個人差があるとはいえ、このまま何もしないことに不安があり、義実家へ帰省するタイミングで義母に再度相談することにしました。
相談されたことがうれしかったのか、やる気満々の義母。義家族に協力をしてもらっての寝返りレッスンが始まりました。途中まで息子の体をサポートして、寝返りできたら褒めたところですぐあお向けに。そしてまたサポートして……と、なかなかスパルタな指導に。1日に2回、一度に5回程度行っており、私は息子の目が回らないかと私はヒヤヒヤです。一方の息子は泣かずにチャレンジし続け、寝返りができて褒められるとうれしそう! みんなから声をかけてもらったり、体に触れてもらったり楽しんでいるようでした。
練習の結果、3泊4日の帰省最終日についに息子は寝返りを完全に習得。夫と私は「今まで少し過保護にしすぎたのかもね」と反省しました。息子には今後も、けがをしない程度にいろいろなことに挑戦してもらいたいです。
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作画/ひのっしー
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※赤ちゃんの寝返りの練習について
一般的に「寝返り期」と言われる生後6カ月ごろを過ぎても、赤ちゃんが寝返りをしないケースは珍しくありません。「寝返り期」だからといって無理に練習させる必要はなく、赤ちゃん自身が寝返りしたがるようになってからサポートすれば十分でしょう。
著者:木村メイ
1歳の息子を育てる30代のワーママ。初めての育児に自信がなく、情報収集をしないと気が済まない。