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「信じてくれてありがとう」そう言って親友がくれた手紙には、衝撃の内容が! #10月を繰り返すA子 最終話

「10月を繰り返すA子」最終話。私ちゃんが小学5年生のころのこと。同じクラスにA子という仲の良い女の子がいました。A子はとても明るい性格でクラスのムードメーカー。周りのみんなを笑わせたりする子でした。しかし、10月に入ると雰囲気が変わり、だんだんと元気がなくなっていきました。さらに、突然挙動不審になったり、KYな発言をすることも……。心配した私ちゃんはA子に声をかけました。すると、「10月31日が終わるとまた10月1日に戻っていて、抜け出す方法がわからず苦しんでいる」と、不思議なことを話してくれました。

驚きつつも、A子が嘘をついているようには思わなかった私ちゃん。A子が10月を繰り返す生活から抜け出せるよう協力すると約束します。すると突然A子が便箋に何かを書き、私ちゃんに手渡してきました。翌日、その手紙を開くと衝撃的な内容が……。

友だちからもらった手紙を開くと…

10月を繰り返すA子

 

10月を繰り返すA子

 

10月を繰り返すA子

 

10月を繰り返すA子

 

10月を繰り返すA子

 

10月を繰り返すA子

 

10月を繰り返すA子

 

10月を繰り返すA子

 

10月を繰り返すA子

 

10月を繰り返すA子

 

10月を繰り返すA子

 

10月を繰り返すA子

 

10月を何度も繰り返しているというA子。

 

不思議な話ではありますが、A子の話を信じた私ちゃんは無事A子が10月を繰り返す生活から抜け出せるよう協力すると約束を交わします。

 

するとA子が「信じてくれてありがとう」といいながら便箋に何かを書き始めました。
 

そして……。

 

「明日の朝、教室に来たら読んで!」と私ちゃんに手渡します。

 

私ちゃんは翌朝、A子から渡された手紙を持って学校へ行きました。

 

手紙を開くとなんとそこには、今日の私ちゃんの服装のこと、弟の靴下を間違えて履いてきてびっくりしてしまうことなどが書かれていたのです。

 

服装のことも靴下のことも全くその通りで、私ちゃんは驚きを隠せませんでした。

 

A子が教室に来ていないか確認しましたがどこにもおらず、その日から私ちゃんがA子に会うことはありませんでした。

 

それだけではなく、クラスメイトは誰もA子のことを知らず、一緒に撮ったはずの写真やプリクラにもA子の姿は写っていませんでした。

 

その後のA子の消息は誰にもわかりません。

 

◇ ◇ ◇
私ちゃん以外、クラスメイトは誰もA子ちゃんのことを知らず、一緒に撮ったはずの写真やプリクラにもA子ちゃんの姿は写っていませんでしたね。A子ちゃんは実在していたのか、それとも私ちゃんの夢だったのか……。みなさんはどう思いますか? いつか私ちゃんとA子ちゃんが再会できて、2人で一緒に幽白を読める日が来るといいですね。

 

 


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作画:陽田夏々

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