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「どうしよう…お迎えに間に合わない…」大雨で道路は大渋滞!→そのときかかってきた驚愕の電話とは…!?

ある雨の日、いつもどおり子どもたちは学校と保育園へ、私と夫は仕事へ行きました。やがて雨はひどくなり、それぞれの学校と保育園からお迎え要請の緊急連絡が!しかし、車で迎えに行こうにも大渋滞でいっこうに進まず焦る私。そんなときにかかってきた1本の電話とは……。

 

まさかの大雨

当時、高校2年の長男、中学3年の長女、そして保育園年長の次女と、2歳の次男はいつものようにそれぞれの学校、保育園へ行きました。通学時から雨が降っていましたが、それほどひどい降り方ではありませんでした。それがやがて大雨になり、各学校、保育園からまさかの緊急連絡メールが! 「できるだけ早くのお迎えをお願いします!」 とのこと。

 

 

職場を出る前に長女から、「雨がひどくならないうちに下校になって自分で帰ってきたけど、家に着いてから雨がひどくなった! 雷すごい!」 と電話がありました。

進まない車

長男の学校までは車で15分程なのに、渋滞で1時間経っても着きません。夫も仕事で、このままでは保育園へは迎えに行けないと思い、一度車を近くの駐車場に止めてから母に電話をしました。ところが、母も「大雨すぎて危ないからごめん!」 とのこと。

 

どうしようか悩んでいると兄から電話があり、「大丈夫? お迎え行こうか?」 と言ってくれたのです。すぐに保育園へ「私の兄がお迎えに行きます!」 と伝え、兄に子どもたちをお願いすることに。

 

 

車を長男のもとに走らせようやく車に乗せたのが、出発してから2時間後でした。道路が冠水して一般道も高速も通行止め。唯一通れる道は大渋滞。やっと兄の家に着いたのは、長男を乗せてから2時間半後でした。兄は保育園に迎えに行ったあと家にいる長女を迎えに行き、義姉がご飯を食べさせお風呂にも入れてくれていました。

 

 

わが家に着いたのは21時過ぎでしたが、長女、次女、次男はあとは寝るという状況だけだったので本当に助かりました。翌日も雨は続き、学校、保育園はお休みに。まさかの大雨にどうしようかと思いましたが、兄夫婦には本当に感謝しかありません。

 

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イラスト/海乃けだま


著者:松田みさと

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