ゴリは車の頭金を払ったので、車を使わせてやってほしいと主張するゴリ父ではラチが明かないので、サキさんはゴリ父の妻に連絡。ゴリが釈放を強く望んでおり、ゴリ父がその息子の要求に答え、釈放後働くのに車が必要なのでサキさんの車をアテにしていると言うのです。
結局、ゴリ父が保釈金を払ってゴリは釈放。裁判になるまで保護観察処分に。
サキさんは生活費や車のローンのほかに、ゴリの駐禁代などの返済で昼も夜も働き通しで疲労困憊でした。
家のものがなくなる! こんなことをするのは1人しかいないーー
昼の仕事から家に戻ったサキさんは、リビングに置いてあるバッグがないことに気づきます。その後も、腕時計やクローゼットにしまってあるブランド品も見当たりません。
もちろんこんなことをする相手は決まっています。身元引受人になっているゴリの祖母に電話をかけると、少し前から兄と2人でどこかへ出かけたようだと言うのです。
同棲をしていたのでゴリは家の合鍵を持っており鍵を変える余裕もなかったサキさんでしたが、まさかゴリが盗みに入るとは思っていませんでした。
「もう限界! ゴリを訴える!」
怒りが止まらないサキさんに、ゴリの祖母はお金は返すから許してと言うのですが……。
◇ ◇ ◇
留置場にいるときは兄を使ってサキさんの車を盗み、釈放後は勝手にサキさんの家に押し入って金目のものを盗んでいくゴリ。保釈されたばかりの身で何を考えているのでしょうか。
ゴリが危険で異常なことは明らかですが、ゴリにどこまでも甘い家族も信じられません。ゴリの祖母はお金を返すからと許しを乞いますが、それが本当に彼のためになると思っているのでしょうか。
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