息子と一緒に曽祖父の家へ
息子が7カ月になった頃、息子の曽祖父と曽祖母の家を訪ねました。つかまり立ちが楽しい時期で、普段とは違う場所に息子は大興奮。
警察官だった曽祖父は、あまり笑うことがなく、ちょっと近寄りがたい雰囲気。そんな事は7カ月の息子に分かりません。座っている曽祖父につかまり、珍しく笑った曽祖父の口の中に手をズボッ!!!!と入れました。
息子が取った入れ歯に親戚一同が爆笑……。慌てて息子を抱きかかえ、入れ歯をお返しして手を洗いました。今では笑い話ですが、当時は怒られるかとヒヤッとした出来事でした。
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側から見るとほほ笑ましい光景ですが、親としては焦りますよね。まだ赤ちゃんのかわいいひ孫がやったこと。いつもはキリッとしている曽祖父も、こればかりは笑顔で許すしかないですね。
作画/森田家
著者:山原 渚
1児の母。看護師を退職し、現在は専業主婦で育児に専念している。