子どもは、突然どこかを痛がることがありますよね。わが家の娘は、2歳ごろに突然「目が痛い」と言い、目を開けられなくなってしまいました。その原因とは?今回は、そのときのエピソードをお伝えしたいと思います。
夜、「目がちょっと痛い」と言ったけれど……
娘が2歳ごろに起きたできごとです。ある日の夜、テレビを観ていた娘が急に「目がちょっと痛い」と言いました。
目を見たところ、とくに何もなく、少しすると「痛くなくなった」と言うので、「病気じゃないみたい。さっき絵本を見ていたから、目の使いすぎかな?」と思いました。その日の夜、娘は布団に入るとすぐに眠り、朝までぐっすりでした。
翌朝、目が開けられず「痛い」と泣く
ところが翌朝になってみると、娘は両目をしっかりと開けることができず、「目が痛い」と泣きました。目やにも少し出ていて、結膜炎かなにかの病気かもしれないと思いましたが、前日もすぐに痛みが落ち着いたため、少し様子を見ることにしました。
娘は目の痛みから朝食も食べたがらず、横になってじっとしていたので、近くの眼科に電話をして受診することにしました。
受診の結果、病気ではなかった
初めてということもあり、娘は眼科をこわがって泣いてしまいました。「目が痛いのを治してくれるんだよ」と言い聞かせると、娘は何とか静かにしてくれました。先生もやさしい方だったので、私が娘を抱っこすると、なんとか静かに診察を受けることができました。
部屋が暗くなり、瞳やまぶたをしっかりと検査してもらうと、なんと「ゴミが入っていますね」とのこと。細い糸のようなものが、目に入っていて、まぶたの裏に挟まっていたそうなんです。
先生がピンセットでゴミを取り除くと、すっかり痛みはなくなったようで、娘はふだん通りに目を開くことができました。ゴミによっては涙で外に出ずに、痛みが出てしまうのだそうです。病気でなくてよかったと、ひと安心した体験でした。(TEXT:ママライター石原みどり)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。