いつしかお互いの存在が当たり前に
私たち夫婦は、結婚して2~3年経ったころから関係がマンネリ化してしまいました。恋人時代に感じていたドキドキ感が薄れ、いつしかお互いの存在が当たり前に。家事のやり方や育児分担についてお互いへの不満を口にするばかりで、ただ共同生活を送るだけの関係になってしまったのです。
そんなある日、私はマンネリ化を打破する方法を見つけました。
マンネリ化を解消するには
私が見つけたマンネリ化の解消法、それは『恋愛小説を読むこと』です。
恋愛小説を読んでいるときの私はいつの間にか主人公に感情移入していて、小説の中に描かれたストーリーをまるで自分が体験しているかのような感覚に陥ります。例えば、小説に登場する男性の言動にドキドキしたり、会いたくても会えないせつない気持ちを味わったり……。
ある恋愛小説を読み終えたとき、私の中で「私も結婚前には夫に対してこんなドキドキを味わっていたなぁ」と、当時の感情が蘇ってきたのです。
一緒にいてくれる幸せを再認識して
それ以降、私は恋愛小説を読む習慣をつけるように。定期的に恋愛小説を読むようになると、結婚生活を送る中で忘れてしまった交際当時のドキドキを、何度も思い返せるようになりました。
加えて、私はいつからか夫の存在を当たり前のものと捉えるようになっていましたが、一緒にいてくれることはとてもありがたいことなのだと「今この瞬間に夫が隣にいてくれる幸せ」を実感できるようなったのです。その結果、夫のちょっとしたやさしさや気づかいを、以前よりも素直に受け取れるようになりました。
それからは以前よりも夫婦の会話が弾むようになり、夫も少しは歩み寄らなくてはいけないと思ったようで、夫婦関係が改善に向かっているように感じます。
夫婦関係を改善するきっかけになったのは『恋愛小説を読む』という習慣でした。小説であれば自分の好きな時間に読めるので、これからも長く続けられそうな気がします。小説を通じて自分の気持ちに少しでも変化があると、現実のちょっとした出来事でも捉え方が変わり、目の前にいる存在の大切さを実感できるようになるとわかった体験でした。
著者/nanoka22
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