「思い知らせてやる!」彼と仲良しのクラスメイトに嫉妬した女子が巧妙な手口を使い…? #ママ友がモンペだった話 10
「ママ友がモンペだった話」第10話。まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。よしえさんと娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。そんな中、ほのかとあおいちゃんのクラスで、学級崩壊が起きていることが判明。さらには子どもたちの間でも問題が起こります。
あおいちゃんのいじめによる不登校、いつも誰かが怒り、ケンカの絶えない毎日、そんなクラスを見て、ほのかが4年生のころにもどりたいと思っていた矢先、男子のケンカに巻き込まれガラスでケガを負います。
それを受けて開かれた緊急保護者会。そこで、以前は学校や担任を擁護していたよしえさんが、学校側を糾弾。まゆみさんはよしえさんに頼もしさを感じたのでした。
一方、あおいちゃんのイジメにより不登校になっているゆうかちゃんは……?
本当に学校は良くなっていってるの?

























保護者会を機に、クラスには教務主任の先生がついてくれることとなり、安心したまゆみさん。
これで良くなるはずと、希望を感じます。
そんな保護者たちとは裏腹に、子どもたちの間では未だ不穏な空気が流れ続けていました。
今回先生が増えたことで授業が落ち着き、ほのかは少し安心を見せます。
その一方で、クラスメイトに対して移り気なあおいちゃんの態度に、ほのかの中に言葉にできない不安が胸の中にくすぶり続けているのでした。
今回のような子どもたちのいざこざに、どこまで介入していいのか悩む保護者も多いのではないでしょうか。
小学校は社会生活の第一歩、コミュニティの形成や、コミュニケーションの仕方を学ぶ場としてはある程度ケンカやいざこざを経験することも必要です。
かといって、今回のように不登校や傷害事件にまで発展するのは違いますよね。
大人ができる適度な介入はどこまでなのか……難しい問題です。
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