わが家は「息子のお風呂はパパが入れる」というルールです。しかし、現役でリハビリの仕事をしている夫は、せっかくだからと息子の歩く練習をお風呂でしていたそうです。そのためか、息子は8カ月あたりから急に立ち上がり、10カ月の今では数歩ですが歩きます。夫と息子がお風呂でどのような過ごし方をしていたのかお伝えします。
パパとの時間はお風呂で歩行訓練
毎日入るお風呂は、わが家ではパパと息子の大事な時間です。息子が座れるようになった6カ月ごろから、夫はただお風呂に入るだけではなく、「立つ訓練」「バランスをとる訓練」「足を動かす訓練」を遊びながらしていました。
「訓練」なんて大げさに言ってはいますが、誰もが無意識にお風呂でやっているのではないでしょうか。
楽しく遊んで歩く練習!
まずは湯船の中で浴槽のふちにつかまって立ち、後ろからパパが支えることからはじめていました。
そこからおもちゃをとろうと片手を離してみるようになり、その後に「パパにつかまって立つ」「パパにつかまりながら脚をバタバタ動かす」「パパの手をつかまりながら数歩歩いてみる」という流れで挑戦!途中で「上手上手」と声をかけたり、歌を歌ったりしながら2人で楽しんでいましたよ。
お風呂が練習場所に適している理由
どうして練習する場所がお風呂だったのか?理由は「浮力」でした。「浮力」によって軽く体を支えられる状態になるので、つかまり立ちの状態でも勢いよく転ぶことは少なく、バランスを保つ練習になるようです。
運動する際にお湯の抵抗を受けるので、筋力アップも期待できるのかもしれませんね。室内よりも立ちやすいので赤ちゃんも自信がつくのかも!?ただし、お風呂は危険もあります。常に子どもの近くで油断せずに見ていることは必要ですね。
何気ないお風呂の時間が、子どもの成長につながればうれしいですよね。お風呂はケガをしやすい危険な場所でもあります。じゅうぶん注意しながら、安全に楽しい親子の時間を過ごしましょう。(TEXT:ママライター富士ちあき)