当時、長男1歳5カ月、次男10カ月のときに、次男の熱が1週間下がらず、最終的には扁桃腺炎で入院となりました。私はママになって2年ほど。こんなに長く熱が続いたのは初めてでとても心配でした。次男が入院まで至ってしまった経緯を紹介します。
熱が続き、つらそうな次男
発熱した次男は、10カ月という低月齢だったため、とても心配でした。熱が出始めて3日目くらいから、「今日も熱が下がらないです」「あまり水分も摂れていません」と、毎日のように助けを求めて同じ小児科に通っていました。
その小児科は、漢方を重視して処方してくれる病院で、きちんと飲ませていたのですが、次男の熱にはまったく効いていないようでした。
小児科から入院先に向かうことに
熱が1週間続いたころに、同じ小児科で検査をお願いしたところ、炎症数値が高く、「大きな病院での入院がすぐに必要」と診断され、そのままタクシーで入院先に向かいました。
まさか入院になるなんて思っておらず、年子の長男も連れていたので、一度帰宅したかったのですが、すぐに向かったほうがいい状況でした。入院先の病院で診察を受け、「扁桃腺炎」という診断を受けました。そこから抗生剤の点滴などの治療が始まりました。
セカンドオピニオンをしておけば……
小児科に通ってはいたものの「熱が下がらない」という状況でありながら、セカンドオピニオンを受けようと思わなかったことを私はとても後悔しました。
私の失敗点は、当時ママ友もおらず、小児科の特徴がわかっていなかったこと。年子を連れて、遠くの病院にいくことを躊躇してしまったこと。この2点です。現在は、いろいろな小児科の特徴がわかってきて、熱が下がらないときは小児科を替えることにしています。また、薬がわが子に合っているかなども、チェックしてもらっています。
「病気の経過を見てもらう」という考えで、同じ小児科に通うことも大事だと思うこともあります。また、体調の悪い子どもを連れてあちこちの病院を周るのも大変なのですが、セカンドオピニオンは不安なことを解消するうえでも重要だと感じています。(TEXT:武山あゆみ)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。