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「美貌を維持できないのは…」友だちが語るのは、多くの女性の葛藤か #おばさんってダメですか? 10

「おばさんってダメですか?」第10話。2人の女児を育てる元ライター&編集者のらっさむさん。アラフォー目線で「おばさんってダメ?」を描くマンガを紹介します。

「おばちゃん」と呼ばれることに対して、敏感に反応する人と、そうじゃない人。この話題の最中に友人から聞いた「40代で美容にお金も時間もかけている美魔女」のエピソードが心に刺さります。その人は、自分に注がれてきた異性からの視線が小6の娘に向いていることに嫌悪感を抱いたそう。その理由には、母親ならではの気付きがあったのです。

性的対象として「消費されている」のに、若くて美しいとチヤホヤされているときは「恩恵」だと思って「消費されている」ことに気付けず、たとえ違和感を覚えても「社会はそういうもの」だと刷り込まれていく……。ようやく気付けるようになったころには、もう「自己責任の呪いにかかっている」と語る友人。その呪いとは……?

 

気付いたころには…

おばさんってダメですか? 10

 

おばさんってダメですか? 10

 

おばさんってダメですか? 10

 

 

おばさんってダメですか? 10

 

おばさんってダメですか? 10

 

おばさんってダメですか? 10

 

 

おばさんってダメですか? 10

 

若くて美しいとチヤホヤされている渦中では、「恩恵」だと思って「消費されている」ことに気付けず、たとえ違和感を覚えても「そういうもの」だと刷り込まれていく……。消費する側にとって都合の良い社会なのに、ようやく気付いてももう遅いのだと友人は語ったのです。

 

それは、「自己責任の呪い」にかかってしまっているから。私は思わず、「自己責任の呪い……?」と聞き返してしまいました。

 

友人いわく、「もっと早く婚活しなかった自分が悪い、美貌を維持できないのは自分のせい」という自責の呪いだそう……。淡々と語る友人の言葉が真実味を帯び、的を射ているようで、私は深く考えさせられました。

 

--------------

消費の対象となっている事実に気が付かず、母親になっても若さと美貌を維持しなければ、と自分に課してしまう。それができないと、原因は自らの怠慢のせいという自責の念にかられてしまい、さらにその呪いから逃れられない……。らっさむさんの友人の話はとても現実味があります。願わくば、この負の連鎖にはまらずに誰もがありのままでいられればいいですね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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    マンガ家・イラストレーターらっさむ

    2人の女児を育てる母。ライブドアブログ・Twitter・Instagramで、ほぼ毎日マンガ更新しています。

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