たまたま?長男の誕生日を義両親にスルーされ…
やさしさがあふれる義理の両親ですが、長男が2歳の誕生日を迎えたとき疑問に思う出来事がありました。長男の1歳の誕生日には義母から「一升餅を背負うリュックを作ってあげようと思っているの!」とうれしい申し出があったにもかかわらず、2歳の誕生日はというと、誕生日が間近にせまっても連絡がないのです。少し不思議ではあったものの「忙しくて忘れてしまったのかな?」と思うことにし、特に何も伝えませんでした。
それから約1年経った3歳の誕生日の前日。義母から「明日の夕方着でおかずを送ったの。よかったら食べてね!」と連絡があります。しかし、届いた荷物に誕生日プレゼントらしきものは入っていません。荷物が届いたことのお礼と一緒に、さりげなく長男の誕生日当日であることを伝えると「それなら何かお祝いのものを入れてあげたらよかったわね!」と笑う義母。どうやら、誕生日のことは一切気に留めていなかったようです。
さすがに疑問を感じ、夫に相談してみると「俺、実家で誕生日を祝ってもらったことがほぼないんだ」とまさかの言葉が返ってきました。義母が「生まれてきたことへの感謝は毎日しているから、特別誕生日に祝う必要はない」と考えているからだそうです。それまでどの家庭でも誕生日を祝うことは当たり前だと思っていましたが、義理の両親のような考え方もあるのだな、と妙に納得させられたのでした。
著者:江夏恭子/30代女性・主婦。二男一女をもつアラフォーライター。上の子2人が自閉スペクトラム症の診断を受けており、日々新たな発見をしながら育児に奮闘中! 夫婦共々アマチュアバドミントンプレーヤーで、シャトルを打つ音が何よりの癒やし。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています