愛し合って結婚したはずなのに…
僕たちは長い交際を経て、結婚に至りました。交際中は定期的に夫婦の時間を楽しんでいましたが、結婚生活を始めると、どういうわけか触れ合いが少なくなるように……。初めは「そのうちまた再開するだろう」と思っていましたが、いつの間にか心の距離も広がっていき、お互いに不満を募らせていくようになったのです。
レスになったきっかけは、仕事のストレスや日常の忙しさでした。思うように夫婦の時間が取れず、自然と夫婦時間の機会も減っていきました。このままではよくないと思い妻と話そうとしましたが、お互いなんとなく気まずい雰囲気に……。そして、ますますレスが加速するという悪循環に陥っていました。
解消のための第一歩
それから月日が経ち、ついに僕たちはこの状況を変える決意をしました。心理カウンセラーによる夫婦カウンセリングを受けることにしたのです。最初は抵抗感もありましたが、良好な夫婦関係を取り戻すためには何か新しい一歩を踏み出さなければと感じていたからです。
カウンセリングを通じて、僕たちは自分たちの感情やコミュニケーションの問題に気づくことができました。過去のトラウマや心の中での思い込みが関係を歪めていたこともわかり、セラピストのアドバイスを取り入れていくと、少しずつ夫婦関係が改善していったのです。
お互いの気持ちを再確認して…
まず僕たちは、お互いにストレスを解消するための時間を作りること、そしてコミュニケーションを大切にすることを心がけました。また、行為に関する話題を避けるのではなく、お互いに希望や不安に思っていることを共有し、相手の気持ちを理解する姿勢を持ちました。
最初はぎこちなさもありましたが、徐々にお互いの距離が縮まり、相手への信頼感を取り戻すことができたのです。その過程でレスも解消しました。
カウンセリングを通して、お互いの気持ちを再確認できたことはとても大きな一歩でした。レスと夫婦関係のズレはとてもつらいものでしたが、一緒に乗り越えられたことで以前よりも絆が深まったと思います。
この試練を通じて、僕たちはお互いの大切さやコミュニケーションの重要性を再認識しました。レスを乗り越える過程で学んだことは、僕たちの絆をより強固なものにし、今は幸せな夫婦関係を築けています。
著者/和堂貞男
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