妊娠中のいろいろな疑問、子どもを連れての外出、突然の発熱やケガ、保育所のことなど、不安なことや事前に知っていればよかったと思うことなどがたくさんあります。おそらく多くの方が、それらの情報を参考書やスマホを片手に調べることが多いのではないでしょうか。
アプリでかんたんに!
スマホで検索すればかんたん!ではありますが、ピンポイントで自分の住んでいる地域の情報を素早く見つけるのは意外と手間がかかり、やっと見つけたと思っても自分の住んでいる場所じゃないなんてこともしばしば。
そこで役に立つのが、地域が配信している「子育て支援アプリ」です。
「子育て支援アプリ」とは?
今回ご紹介するのは、青森県が提供するスマホ向けの無料アプリ「あおもり子育て応援アプリ」です。
アプリで得られる情報は、子どものケガや病気に関する対応、夜間、休日当番医、無煙実施施設、県内で実施するイベントなど。また、利用者は居住地域や興味があるジャンルを登録すれば、必要な情報が自動的に選択されるシステムになっています。
さらに、子育て世帯からの申請を受けて県が発行する「あおもり子育て応援パスポート」をアプリ内で表示する機能も。県内に約2千店舗ある協賛店で画面を見せるだけで、割引や特典が受けられるそうです。
アプリの充実、そして拡大へ
青森県はこのアプリを昨年3月にスタートさせ、今年の2月中旬時点で5,000件ダウンロードをこえ、順調な広がりをみせているようです。今後、ますますアプリの充実をはかり、より地域に密着した情報が集められると期待されています。
今回は青森県が独自に配信しているアプリについてご紹介しましたが、私の暮らしている地域でも「子育てアプリの配信が始まりました」とのお知らせが届きました。今後、どんどん拡大されていく可能性もありそうですね。もし、お住まいの地域にもこのようなアプリがあれば、利用してみるといいのではないでしょうか。(TEXT:東 裕子)