※おきこさんからのお願い※
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状や程度は個人によって異なり、その対策や治療法もさまざまです。今回私が実践した方法はたまたま私に合っており、その結果妊娠できたというものなので、「多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠する方法」を紹介するお話ではありません。あくまで一例として見ていただければと思います。
タイミング法2回目の結果は…?
医師から「そろそろ排卵しそうです」と言われたおきこさんは、夫と相談してタイミング法をとることに。それから数日が経過し、おきこさんは生理予定日の前日にどうしても我慢できなくて市販の妊娠検査薬を試しますが、結果は陰性。翌日、予定通りに生理もきて、「また振り出しか……」とガッカリしながらも通院を続けていきます。
暇な時間があると「妊娠できたかな?」と考えてしまうおきこさんは、その後、趣味のゲームや漫画に打ち込んだそう。その結果、気分転換にはなったのですが……。
今回は、卵胞の成長がゆっくりめで排卵日を特定するのに時間を要したものの、2回目のタイミング法でもうまくタイミングをとれたおきこさん。しかしそのあとは、1回目のタイミング法をおこなったときと同じように、妊娠できたかどうかがずーっと気になって、仕事も手につかなかったそうです。趣味であるゲームや漫画で気を紛らわせようとしますが、実際は「これでいい感じにリフレッシュできたし、今回こそ妊娠できるかも」という思考が頭の片隅にあって、妊活に対するプレッシャーはどうしても拭えなかったのだとか。
そして、タイミング法2回目も残念ながら妊娠には至らない結果に。実はおきこさんは以前に自然妊娠からの流産を経験していて、「医師に指導されてしっかり排卵日に合わせてタイミングをとっているのに妊娠できないってことは、PCOS以外にも何か問題があるのかも……?」と不安になってしまったそうです。
平日に仕事を早退してまで通院し、タイミングもきっちりとっているのに結果が出ず、このころのおきこさんはストレスがかなり溜まっていたそう。体の異常を疑っているのであれば、まずは医師や看護師に相談したほうがいいかもしれませんし、不安をひとりで抱えきれないと気には、「一度妊娠できたんだし今回も大丈夫だよ」とやさしい言葉をかけてくれた夫に相談するのもいいかもしれませんね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
おきこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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