現在、息子は6歳。1歳ごろから今現在まで睡眠中に突然起きて泣くことが多いんです。そのうち治まると思い過ごしてきたのですが、いっこうに治まる気配がありません。心配になった私は保育士に相談することにしました。原因と対処法は何だったのでしょうか。
夜泣きとは違う!「寝言泣き」
息子の症状を保育士に伝えると、返ってきた言葉が「寝言泣き」でした。初めて聞く言葉でした。夜泣きとどう違うのか尋ねると、夜泣きは「~してもらいたい」という希望が叶うまで治まらない症状のこと。
一方で寝言泣きは、言葉のとおり「寝言」を指すそうです。特に言葉を発せられない赤ちゃんは表現方法である「泣く」ことで寝言を表現しているんだとか。6歳の息子の場合、はっきりした言葉で寝言を発することも多いです。
寝言泣きの原因って?
大人でも夢を見ながら実際に言葉を発してしまう経験ってありますよね?それと同様なんだそうです。そして注目すべき点が「寝言」や「泣く」などの反射が出やすいのは「ストレスなど興奮しやすい夢」を見ているときに限定されることです。
日中にママにひどく叱られたなど、自分にとって興奮状態にある経験が寝言泣きにつながることを知りました。そのことを知って、息子はストレスをためやすいタイプなのかもしれないと感じました。
寝言泣きはどう対処すればよい?
夜泣きであれば、抱っこをしてあやすなど、気持ちを落ち着かせる対処が必要かもしれません。しかし、寝言泣きの場合は睡眠リズムを崩さないことが大切だそうです。最良の方法は「放っておく」ことがいちばんだとか。
息子が泣いたリ言葉を発するたび心配になっていましたが、何もしないでよいことを知ってからは完全放置です。今までは「どうしたの?」と声をかけていましたが、放っておく方がスムーズに眠りにつくことが多くなりました。
息子の寝言泣きはひどく、過去には突然立ち上がって「おしっこ」をしたこともありました。布団がビショビショ。まさかの展開に慌てふためいた経験があります。対処法は何もしないとはいっても、見守る必要はありますね。(TEXT:ママライター田中由惟)