超能力!?宇宙語を理解する思わぬ救世主とは
1歳を過ぎたころからわんわん(犬)、がおー(恐竜)など意味のある言葉を発するようになった長男。ただ、2歳になってもなかなか2語文は出てこず「今は言葉を吸収している時期かな……」と思いながら気長に待っていました。
そして2歳半ごろになると言葉が一気に増え、自分の要望や目にしたものを言葉で教えてくれるようになります。息子の成長に喜びを感じる一方、息子から放たれるすべての言葉を理解できるわけではありません。「〇×かわいかったねー!」と言われても主語が何なのかわからず、「ねー、かわいかったね」とごまかすこともありました。
そんなある日、「長男の言葉がわからない問題」を解決する救世主が現れます。それは、ごっこ遊びをしているときでした。突然長男が、「あじー! おっち、もえうぇるっよー! しょんもっちゃ……」と騒ぎ始めます。「え、なに?」と、私は2,3度聞き直しますが、まったくわかりません。すると、「火事なの! おうちが燃えているから、消防車を呼んでって言っているよ」という声が。教えてくれたのは、近くで遊んでいた4歳の長女でした。「そうなの?」と長男に聞くと、満足げにうなずき、遊びに戻っていきました。
長男の言葉を長女が言い当てたのは、このときだけではありません。あるとき、また長男の言葉が聴き取れず、「今なんて?」と長女に尋ねてみました。すると、「ん? 『このビスケット恐竜みたい』だって」と、わかって当然といった表情で教えてくれるのです。そして、相変わらず長男は、わかってもらえて満足そうな表情。びっくりするほど弟の言葉を理解している長女に感服しながら、それ以降も長男の通訳は長女に一任しています。長女に助けてもらいながら、今しかない長男のかわいい発言を楽しんでいきたいと思います。
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作画/Pappayappa
著者:佐々木りか
暇さえあれば歌って踊る4歳の女の子、ちょっとやんちゃな2歳の男の子、ハイハイ後追いデビューした0歳の女の子とわいわい暮らす3児のママ。妊娠や育児に関する記事を執筆中。