生後8カ月ごろ、元気に遊んでいたはずの娘が突然40℃以上発熱しました。2人目の育児でしたが、何度経験しても赤ちゃんの発熱はこわいですね。今回は、娘の突発性発疹体験談をお伝えします。
体温計を見ると40℃!
2人目の育児は楽に感じることも何かと増えますよね。一度経験したことが生かされる場面が多いからだと感じます。たとえば母乳。私の場合、2人目のときは乳腺が開きやすく、母乳の出を心配することがなくなったので楽でした。
ところが、何度経験しても慣れず、心配になるのが「発熱」です。娘が生後8カ月のころ、機嫌よく遊んでいたかと思いきや、なんだか様子がおかしい。熱を測ると40℃! 数字を見ただけで心臓が「バクンッ」と鳴った気がしました。その日は日曜日。オロオロしながら休日急患医療センターへ向かいました。
初めての発熱に多い「突発性発疹」
休日急患医療センターは相変わらずの混雑で、なんと5時間待ち。幸い、私の娘は熱以外の症状がなく、比較的元気でした。
診察の結果、赤ちゃんの初めての発熱に多い「突発性発疹」の可能性があるとのこと。ただし、発熱した現時点では突発性発疹かどうか判断できないとのことでした。そのため、まずは解熱剤で様子を見ることになりました。
熱が下がると同時に発疹が現れた
2日間、娘は39~40℃の高熱が続きました。医師の指示通り、熱が高くて寝苦しそうなときだけ解熱剤を使用。水分補給をこまめにおこない、服やふとんで体温調整を心がけました。
熱が下がると同時に発疹が出現。おなかや背中を中心に大小の淡い色をした発疹が広がっていました。病院を受診すると、やはり「突発性発疹」でした。薬を塗る必要もなく、そのまま放置。3日ほどしたら自然に発疹が消えました。
娘の場合、上の息子のときと違って熱が高かったので、突発性発疹の症状や程度は赤ちゃんによって違うことを痛感しました。赤ちゃんの発熱はいつになっても心配になりますが、なるべく落ち着いて病院を受診し、適切な対処ができるといいですね。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。