赤ちゃんがお口にものを入れる時期が過ぎると、小さいおもちゃでも遊べるようになりますね。ブロックや積み木、おままごと道具もわりと細かいものが多いです。わが家は後片付けの練習がうまくいかず、片付けるのはママばかりでうんざり……。そこであるものを使って、片付けが楽になった方法をお伝えします。
小さいおもちゃは片付けが面倒!
あるとき、レゴブロックにハマった息子。1日に何回も出したりしまったりの繰り返しで、片付けをするのがいやになってきました。レゴブロックはわりと細かいから、集めて入れるのが面倒です。しかも角がツンツンしているので、大人でもたくさんつかむと手が痛くなってしまいますよね。
そこで始めたのが「風呂敷作戦」です。遊ぶ前に床の上に大きな風呂敷やバスタオルなどを敷いておきます。そして、なるべくその上でレゴやおままごとセットなどのおもちゃを広げて遊んでもらいます。おもちゃで床に傷が付くのを防げるので一石二鳥です。
一瞬で片付く裏ワザ!?
遊び終わって片付けるときは、布の四隅をもって静かに持ち上げると、中心におもちゃが集まってきます。そのあとに風呂敷ごと、おもちゃ箱の上まで運んで、雪崩のようにダーっとおもちゃを入れていきます。おもちゃが壊れないように気を付けてくださいね。
フリースのひざ掛けや毛布は、おもちゃが引っかかってすべり落ちていかないので、ちょっと使いづらく感じました。さらっとしたリネンの布がいちばんスムーズですよ。
魔法みたい!とわが子もうれしそう
時間に合わせて出かけなくてはならないときなど、この技を使うと一瞬でおもちゃが片付くので助かっています。子どもは「わー!魔法みたい!」と喜んでくれました。
風呂敷を敷くのを忘れて遊んでいて、遊び終わってからひとつずつおもちゃを片付けていた息子が「あれ(風呂敷)をやっておけばよかったね」と言ったほど! お片付けをする習慣も身につけてほしいので、おもちゃを入れる際におもちゃ箱を押さえていてもらうなど、子どもにも協力してもらいながら片付けるようにしています。
日々のイライラを解消するために思いつき、ちょっとした工夫で楽になったお片付け。今まではおもちゃが落ちていることに気付かないまま、掃除機で吸い込んでしまっていましたが、モレなく片付くようになりましたよ。
著者:斉藤あや
大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。