平穏に暮らしていたある日、知らない番号からの電話に出ると、相手はゴリの彼女だと名乗る女子大生。彼女はゴリの借金返済のため風俗を手伝うよう言われたと告げ、サキさんに立ち入った質問をしますが、ゴリとは関わりはないと言って電話を切ると以後連絡してくることはありませんでした。
代わりにゴリが女子大生の件について探りの電話をしてきました。自分が経営するスナックが潰れてしまい、お金に困ったゴリが向かった先はーー。
何の用? もう縁を切ったし、家に来ないで!
夜遅く、サキさん宅のインターホンが何度もしつこく鳴らされ、しまいにはサキさんの名前を呼び始めました。声の主はゴリ。お金に困ったゴリはサキさんのもとを訪れていました。
サキさんはゴリと縁を切ったので来ないように言うと泣き落としに入りますが、それが通じないとわかると……。
「いいからここを開けろぉ!」
一転して、ゴリは玄関のドアをドンドン叩いて脅しに入ります。近所迷惑になるほど大騒ぎをしますが、絶対に家に入れるわけにはいきません。すると、近所の男性が何してるんだとゴリに注意をしたため、また来ると捨てゼリフを残して去って行きました。
娘と抱き合って震えるサキさん。身の危険を感じて警察に相談しようと心に決めます。
「ピンポン♪ ピンポン♪」
翌日、またインターホンが鳴らされますが、サキさんは無事なのでしょうか?
◇ ◇ ◇
晴れてゴリとの縁が切れて心穏やかな毎日を過ごせていると思ったサキさんですが、ゴリはそうではありませんでした。絶対家に入れてはいけませんが、名前を呼ばれドアを蹴破らんばかりにドンドン叩かれて居座られると近所の人の迷惑もあり、気が気ではないですよね。
今回は近所の人が注意してくれて助かりましたが、また来ると宣言していたので解決したわけではありません。警察への相談で押しかけがなくなることを祈りたいですね。
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