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「…え?私に姉がいる?」どういうこと?両親から突然告げられた事実に愕然とし… #毒親と絶縁するまで 2

「毒親と絶縁するまでの話」第2話。思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。

ユズさんが幼いころから、怒りに任せ叩いたり怒鳴ったりしていたユズさんの母親。ユズさんを下着姿のまま寒い冬に家から追い出し、保育園で作った作品はゴミ扱い。便秘や膀胱炎になると、恥ずかしがるユズさんを無視して周囲に笑い話として広めます。親子遠足の動物園では、ユズさんを連れて飲食店で時間をつぶし、一緒に見てまわることすらありませんでした。

ある日、ユズさんが目を覚ますと、そこに母親の姿はありません。

おなかがすいて食べる物を探しますが、幼いユズさんがすぐに食べられるものはなにもなく……。

母親とのつらい思い出の数々

毒親と絶縁するまでの話

 

毒親と絶縁するまでの話

 

毒親と絶縁するまでの話

 

 

 

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毒親と絶縁するまでの話

 

毒親と絶縁するまでの話

 

母親が不在のまま、仕事を終えた父親が帰宅。ユズさんは昼2時を過ぎてようやく食事にありつけました。

 

別の思い出では、母親とおもちゃ売り場へ行けば何を選んでもダメと言われ、じゃあ買わないと言えば時間の無駄だったと余計に怒られます。

 

小学校にあがるタイミングで引越すことになったユズさんは、友だちと離ればなれに。

新しい友だちをつくろうにも、人見知りなうえに母親から放課後の外出はダメだと言われます。状況を知っているはずの父親も知らんぷり。

 

そんな家庭環境の中で絵を描くことが好きになったユズさんは、珍しく母親から絵をほめられ、漫画家を目指すようになりました。しかしそれを知った母親は大激怒。

 

自分が褒めたことも忘れ、ユズさんの進路も将来も決まっていると言います。さらに、ユズさんが反抗的でかわいくないとも……。

 

ユズさんは自分の考えが母親と違うことがダメなのだと思い込み、その後は母親の希望通りの将来図を人に話すように。すると母親は、満足そうにするのでした。

 


ユズさんの話もろくに聞かず、頭ごなしに怒るだけの母親。自分の好きなことや話すことを否定されるのは、大人でもいい気持ちはしませんよね。

 

すぐ近くにいる父親が見て見ぬふりなのも、ユズさんは裏切られた気持ちになったでしょう。

 

両親にとっては「子どもの言うこと」と軽い考えなのかもしれませんが、ユズさんにとってはたった2人の両親。

 

味方であるべき存在の両親が、しっかりと子どもの気持ちを尊重してあげてほしいものです。

>>次の話

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター北瀬ユズ

    二児の母です。自身の経験を描いたコミックエッセイ『毒親絶縁日記』(ぴあ)が発売中。

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