ユリも無事に出産を終え、家族が増えて慌ただしい毎日を送っていたのですが、ある日突然玄関のチャイムが鳴ると、そこには赤ちゃんを抱いたモネの姿がありました。ユリが話を聞くと、結婚はしておらずシングルマザーとのこと。
母親とは険悪な関係のため実家は頼れず、幼いころからの友人であるユリの近くに引っ越してきたというモネ。お互いママ同士ということで、子どもの情報を共有しつつも、持ちつ持たれつの関係を築きたいと言い出したのです。
モネの言葉にユリは賛同したものの、モネが帰ると2人の間に微妙な空気が流れたものの、モネのことをかばうと「ヒナタもあの子と仲良くしてあげて」と伝えたユリ。その言葉にヒナタは「分かった」と頷いたのでした。
赤ちゃんのミルクを作っていると、携帯電話が鳴って…
「ふぇええええん」
赤ちゃんの泣き声を聞いて
ヒナタがミルクを急いで作っていると、
隣の赤ちゃんも泣いていることに気付きました。
(気にしない、気にしない……)
そう思って無視をすると、
ヒナタの携帯電話が突然鳴ったのです。
メッセージはモネからで、
暇だから部屋に来てほしいというものでした。
◇ ◇ ◇
深夜、急にモネから呼び出しがかかったヒナタ。しかし、ここでモネの言うことを聞いてしまうと、歯止めが利かなくなってしまうような気がしてしまいましたが……。部屋が隣同士だと今回のようにお互いの状況が分かってしまうこともあると思うのですが、さすがに深夜に呼び出されて部屋に向かってしまうのはまずいですよね。
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