「私には子どもが4人います」と言うと、大抵の方から「えー!大変ね~!」という言葉が返ってきます。今でこそ慣れて、胸を張って「4人のママは楽しいですよ!」と言えるようになりましたが、子育てが落ち着くまでは、4人のママだと胸を張って言う自信がなかった時期もありました。子だくさんだと、楽しいことが毎日たくさんありますよ。
子だくさんなわが家の状況
子どもが4人もいると、親と同居、もしくは近くに住んでいると思われるのですが、私には近くに頼れる親族がいません。
2歳から9歳までの息子3人に娘1人です。ケンカは毎日何度も違うペアで繰り返されます。それでもすぐに仲直りし、いろんなペアで遊びが始まり、4人での遊びもしています。2歳の息子は、上3人が学校に行くと、「さみしい」と言うようになり、帰宅後は上の子に遊んでもらえるので手がかかりません。
子だくさんだと楽しいワケ
4人目を産むタイミングは、必然的に上の子が大きくなってきている時期でした。最近では、私自身も小学生の上の子どもたちとの会話が弾み、とても楽しく過ごしています。
4人目を産んで思ったことは、上の子どもたちを育てていたときのような、「孤独な育児」から開放された感覚があるということです。小学生のおふざけに付き合って一緒に遊んでいると、私もリフレッシュでき、子どもたちもうれしそうにしていますよ。
上3人はパパ・ママ代わり
わが家のパパは帰宅時間が遅いので、末っ子の赤ちゃん時代は上3人がお世話を手伝ってくれました。私が湯船に浸かって末っ子を抱っこすると、それぞれ頭・手・足と分担して洗ってくれるので、とても助かっています。
そんなふうに上の子たちと一緒に赤ちゃんを育てた感覚があります。子どもたちも覚えているようで、「歩くの上手になったね!」「おしゃべり上手~」など、両親で共有するような子どもの成長を、上の子どもたちとも共有できることが、たまらなくうれしいです。
きょうだいが多いと、食事や洗濯の量など大変な面もあります。でも、子ども同士で助け合って育ってくれているので、きょうだい愛が強いと感じます。子だくさんっていいものですよ。(TEXT:ママライター武山あゆみ)