彼くんはコンビニにでも行ったのかと思っていたユキさん。
帰ってきた彼くんが、朝の支度をすすめるユキさんに渡したのは……?
もしかして私、今世界で一番幸せなんじゃない?
実は朝早く花屋に行っていた彼くんは、まだしていなかったプロポーズとともに、花束をユキさんへ渡したのでした。
婚姻届を出したり、準備していた結婚指輪をはめたりと、順調に始まった新婚生活に、ユキさんは世界一幸せだと感じます。
入籍から一カ月ほど経ったある夜、そんな幸せに暗雲が立ち込めます。
眠れないユキさんが彼くんのスマホを触ったことで知ってしまった新婚生活のほころび。
一途である彼くんを信頼していたからこそ、何もないだろうといたずら心で開いてしまったトーク画面から、知りたくなかったであろう情報を得てしまったユキさん。
新婚生活もまだ1カ月目というだけに、まさかと思ってしまったことでしょう。
ユキさんの感じた嫌な予感が、せめて小さな事件であることを願うばかりです。
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