「おばあちゃん呼び」し直されて憤慨する母の話から、上には上の「呪い」があり、自分で解かない限り解放されそうにないと気付いたのでした。それから時がたち……。
その後の私たち…
環さんの再婚から半年後、「寂しいおばちゃんにはなりたくない」と涙した友人は独立して仕事にまい進。さらに数年がたち、私は男の子と女の子の母となりました。
男女2人を育てながら気付いたことも。それは、それぞれの「生きにくさ」があり、誰にでも、「社会が性別に課すしがらみ=呪い」のようなものが現存しているということ……。次世代にバトンを渡すには、その正体を知り、自身の価値観から変えていく必要がありそうです。
育児と仕事に追われ、更年期で体がしんどいときもあるけれど、そこは「おばちゃん」。おせっかいという世話焼き力に磨きをかけ、互いに助け合い、横のつながりが広がっていくと楽しいこともわかりました。こんな幸せな「おばちゃん」が増えるなら、ネガティブなイメージも廃れていきますよね!
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「おばちゃん呼び」へのモヤモヤから始まった、仕事・育児・加齢・固定観念などに対する「女の生きづらさ」についての葛藤。らっさむさんは、さまざまな女性たちの思いに触れてスッキリできたようです。さらに男の子を育てる中で、男性も生きにくさを抱えていると気付いた様子。これも大切な視点ですよね。今後、多くの女性が「ハッピーなおばちゃん」となり、支え合っていけたら、社会も変わっていくのではないでしょうか。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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「おばあちゃん、でしょ」呼び直しに怒りの母。どう受け止めて、どう自分自身でその呪いを解く? # 24
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