子どもが1歳になる前に、また今後の家庭内でのいろいろな予定を考えたら「今しかない!」と海外旅行を英断。フライト時間も長い、時差もあるハワイへ行ってきたときの体験談をお伝えします。
気圧の変化による耳抜きは不要だった?
初めての子連れ旅行なので、事前確認や準備は万全にしたつもりでした。なによりも他のお客さんたちに迷惑をかけないことを念頭に、泣かせない、騒がせない。まずは、離陸時の耳抜きをちゃんとしてあげて、1つ関門はクリア。
すぐ授乳できるように、念のためにふだんは食後に与えるキシリトール配合のラムネ、お茶、すべて準備して挑んだのに……。子どもは離陸前に爆睡してしまいました。
惨事は復路便で
楽しい家族旅行も終え、往路のときよりは気持ち的にも余裕を持って搭乗。往路の時同様に、授乳準備オッケー!ラムネと飲み物も用意しましたが、何故かパイパイは拒否です。
ラムネも全部食べ切り、お茶も飲み過ぎて拒否し、いざ離陸というときには、もう手持ちの駒はゼロでした。案の定、耳が痛いと大泣き。周りの方々に平謝りです。幸いなことに、子連れの搭乗客も多く、みなさん寛容的だったので、少しだけ救われた気がしました。
油断したそのときに……
離陸時のギャン泣きも落ち着き、足元にシートを敷いて遊ばせ、穏やかな飛行中。「ちゃちゃ、飲む」と言うので、機内で溢れないようにとストロータイプの水筒を用意していたのですが、フタを開けたらピューっ!!
何と、気圧のせいでストローの先からお茶がすごい勢いで噴き出して、2列前のお客様の頭上ベシャ!!一瞬、どこに飛んで行ったのか判らないくらいでしたが、とにかくすごい勢いで飛んでいきました。またもや、平謝りです。
子どもの気圧の変化への対応準備は必須ですが、いつどんな「想定外」なできごとがあるかわかりません。ハワイ旅行以降は子連れで飛行機に乗るときには、さほど大きな失敗をしないで済むようになりました。(TEXT:ママライター相馬由希)