たまった靴を思い切って見直してみたら
雑誌などを見てシンプルライフの魅力を感じていた私は、目前に迫った50歳という人生の折り返し地点に立ち、生活を見直そうと断捨離を決行。下駄箱にたまってしまった多くの靴も、思い切って処分することにしました。
これまでネット通販などでちょっと気に入った靴があると、つい購入してしまっていました。しかし、実際に履いてみると思ったような履き心地ではなかったり、イメージと違っていたりする靴も多く、いつも履く靴はほとんど決まっていました。
ろくに履かない靴もきっといつかは履くだろうと思ってなかなか捨てられなかったのは表向きの言い訳で、実は自分の浪費を認めたくなかったのかもしれません。しかし、そんな自分を正面から見つめ、今までの浪費を反省しつつたくさんの靴を思い切って廃棄することに。
最終的に絞り込んだ靴は、履きやすく外見的にもお気に入りだったおしゃれ用のピンヒール1足、ラフな感じのパンプス2足、ローヒール2足、そして礼服用の黒革靴で、ほかの靴はすべて処分しました。
買いだめの原因はコーディネートの重視だった
私は特に浪費家ではありませんが、なぜ靴だけそんなに買いためてしまったのか、自分でも不思議でした。そこで、原因を考えてみたところ、一番はコーディネートに合った靴が欲しいという思いから、いろいろな色や形の靴を買ってしまったのだと気付きました。
その結果、どんなコーディネートにも合いやすい靴であれば、5~6足で十分なのだという結論に行き着きました。そこで、まず自分のお気に入りの靴を5足に絞り込んでみたところ、その中のヒール+パンプス+ローシューズの3足が銀色でした。
そのとき、数年前にあるファッションデザイナーのブログに、銀色の靴やバッグは華やかさがあり、品が良くどんなコーディネートにも合いやすく、40代からのおしゃれにぴったりだと紹介されていたことを思い出しました。特にそのブログを意識して購入したつもりはありませんでしたが、やはり絞り込んだ靴を見ると、たしかに銀色の靴を気に入って履いていたのだと、改めて自覚しました。
銀色の靴はどんなコーディネートにもOK
しかし、絞り込んだ靴はしょっちゅう履いているものが多く、どれもクタクタになっていたので、最小限の靴を新しく買いそろえることにしました。
新しい靴を購入するに当たって、靴の数を減らすからには履きやすさが重要と考え、ネット通販ショップではなく、履き心地を試せる実際の靴屋さんで購入。履き心地と見た目の両面から満足できる靴だけをそろえることができたのです。
いろいろなコーディネートに合うことを意識しながら気に入った靴を選んでいくと、やはり銀色の靴を手にしてしまいます。たしかに銀色の靴はいくつかのデザインをそろえておくだけで、どんなコーディネートにもぴったり。
例えば、私は白のTシャツ+ジーンズ+真っ赤なスニーカーというコーディネートがとても好きでしたが、年齢とともに真っ赤なスニーカーを履くことに気後れしていました。でも銀色のスニーカーなら、華やかさもあり気後れすることなくおしゃれを楽しめます。また、ちょっぴり大人っぽい着こなしをしたいときには銀色のパンプスにしています。
まとめ
アラフィフになってシンプルな生活をしたいと思った私にとって、今回の靴の片付けは銀色の靴の魅力にも気付くことができ、本当にやってよかったと思っています。シンプルライフを実践しても、おしゃれが楽しめなければ意味がないと思っていましたが、銀色の靴はそんな私を十分満足させてくれました。
いろいろなコーディネートに合う銀色の靴は、私のおしゃれアイテムの大切な1つとなり、下駄箱の中にはお気に入りがスッキリと収まっています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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