上の子3歳・下の子1歳のころ、親戚の結婚式がありました。夫は撮影係を頼まれていたため、子どもたちのお世話で頼ることはできません。ふだんでも2人を自分だけで見るのは大変で手を焼いてばかりなのに、結婚式という大切な場でちゃんと静かにさせることができるかとても心配でした。
上の子はご機嫌。でも下の子は……
当日会場に着くと、上の子は大好きなおばあちゃんや従姉妹のお姉ちゃんに会えて上機嫌。しかし、下の子はふだん昼寝をしている時間帯だったこともあって眠くてグズグズでした。
式が始まるギリギリまで迷いましたが、結局、この状態の下の子を連れての列席は無理だと判断し、挙式中は別室で待つことにしました。上の子をおばあちゃんたちにお任せすることができて、本当に助かりました。
披露宴の最中は塗り絵やシールで
披露宴の時間をなるべく落ち着いて過ごせるよう、塗り絵やシールブック、折り紙などのグッズをあれこれ用意していきました。
3歳の上の子は、従姉妹と「おせんべやけたかな」などの手遊びをして過ごしたりもしましたが、やはり1歳の下の子は何度か退出して気分転換が必要でした。また、お菓子やジュースで静かにさせるのも、こういうときはやむを得ないかなと感じました。
大変だったけど、出てよかった!
小さな子を2人連れての結婚式。うるさくしてしまって迷惑をかけたら申し訳ない……と心配でしたが、おばあちゃんや従姉妹の助けもあって何とか無事に出席することができました。
ふだん、あまり会えない親戚にも子どもたちの顔を見てもらうことができ、「かわいいね」「大変だろうけど、今がいちばんいい時期なのよ」とやさしく声をかけてもらい、とても心が温まりました。
あれから数年が経ち、あのときの新郎・新婦にも待望の赤ちゃんが誕生しました。遠方なのでなかなか機会がないのですが、会える日が今からとても楽しみです。(TEXT:ママライター奥田美紀)